メンテンナンス 

サドルレザー製品のメンテナンスについて

革製品を末長くご愛用頂くためにはメンテナンスが必要になります。
ここではOnes Worker商品に使われているサドルレザーのメンテナンスについてご紹介します。

サドルレザーは使い込むほどに素晴らしい艶と飴茶色が得られる楽しいマテリアルです。
この変化は色合いの明るい『タン色』にはっきりと見られます。

ニーツフットオイル

ひとつひとつの個性をより一層引き立てる為にもメンテナンスは必要です。
One’s Workerが推薦するニーツフットオイルなどの動物性のオイルを補充してあげましょう。
ニーツフットオイル詳細ページへ

オイルを塗るタイミング

基本的に3~4ヵ月に1度です。
油分が揮発等で十分でなくなった時にはカサつきや、最悪の場合ひび割れを起こしてしまいます。
タイミング的には『オイル分が無くなる前』がポイントとなります。

オイルの塗り方

1.革の汚れをとる

始めに革の汚れを取りましょう。
固絞りした水布巾で革の表面を拭き、汚れを落としてください。
その後、乾燥したことを確認してから柔らかいタオルでカサついた部分を擦って吟面(革の表面)をならします。
革表面に傷が入らないことを確認しながら少しづつ力を加えて磨きましょう。
汚れ落しを使われる場合は、シミになりやすい革なので、クリームタイプよりは消しゴムタイプのものを使われた方がいいでしょう。

2.オイルを塗る

オイルを塗る準備ができたらニーツフットオイルを小皿等に少量ずつうつし、刷毛もしくは布巾で革の吟面(表面)から少しづつ塗ります。
革の色が少し変わる程度で十分です。カサついた部分には重ねて塗ってもいいでしょう。

重ね塗り部分に関しては、少し濃い色になりムラの様に感じますが、時間が経つと馴染みます。
糸やコバにもオイルを含ませてください。塗りこんだ後は手の平や指でオイルを摺り込みましょう。
重要なのは塗りすぎないことです。
塗りすぎは必要以上に柔らかくなり、カビの原因にもなってしまいます。

3.休ませる

オイルを塗り終えたら、しっかりと柔らかい乾いたタオルでふき取ります。
直射日光の当たらない通気性の良い場所で1時間程乾かし休ませてください。
天日干しや無理な日焼けは革に大きなダメージを与え、ひび割れになりかねませんのでご注意ください。
その後はいつも通りに使い、風合いの変化を楽しみましょう。

水に濡れてしまった場合

革の大敵は水。
水分を含むと乾く際に水分と一緒に油分も抜けてしまい、繊維が縮み硬くなってしまいます。
革が濡れてしまった場合は、まず濡れた革を拭いてできる限り水分を除きます。 大切な事は、形を整え、風通しのいい場所で陰干しをすることです。直射日光や暖房器具の前では乾かさないでください。 完全に乾いたらニーツフットオイルなどを塗り込み、再度形を整え、風通しのいい場所で陰干しをします。 水滴などでシミになった場合は、布を湿らせてシミの部分を広めに拭きあげるとシミは分かりにくくなります。 拭いた後乾かしてオイルを塗ることを忘れずに。

革の為にもオイルメンテナンスは定期的に行いましょう。
手をかけただけ革も長持ちします。
サドルレザー製品はメンテナンスが良ければ、使い込むほどにいい艶と深みのある褐色に育ち、一生ものとなります。
表面の不規則なキズやシミが付いても、それもまた良い想い出となり一品限りの雰囲気を呈します。
ひとつひとつの過程を楽しみながら、自分だけのモノに育ててください。

シルバー製品のメンテナンスについて

銀製品やシルバーアクセサリーは使わずにしまっていたとしても、簡単に黒ずんで変色してしまいます。
毎日、身につけているアクセサリーなどの場合も、くすみや汚れなどにより徐々に変色してきます。
これは、空気中の酸素に反応して黒ずんでくるのです。硫化といわれる化学反応で、純度や品質が原因ではありません。
またアクセサリーをつけたまま硫黄の温泉に入ってしまった場合や一部の入浴剤のお風呂に入った場合なども、すぐにいぶし銀になってしまいます。 くすんでしまって輝きが鈍くなってきたり、黒っぽく変色してしまったらメンテナンスが必要です。
このシルバー特有の黒ずみは、専用のクロスやクリーナーを使うことで簡単に取ることができます。

お手入れ方法

ホームセンター等で販売しているシルバー磨きクロスで磨くだけで黒ずみや小さなキズも取れ、見違えるほど綺麗になります。
クロスでは届かない部分の黒ずみは、液体クリーナーを用いて柔らかい歯ブラシ等で磨いてください。
液体クリーナーに漬けるだけですぐに綺麗になります(いぶし加工をしている部分も取れてしまいますのでご注意ください。)。
One’s WorkerではW.J.ハガティアンドサンズ社やUKのタウントークポリッシュ社のシルバークロスをお勧めいたします。
このシルバークロスには超微粒子研磨剤とつや出し剤を含んだ成分が入っており有害な成分(銀を溶かしてしまうなど)が含まれていないので安心して使用できます。

保管方法

せっかくお手入れをして綺麗になってもシルバーアクセサリーをそのまま置いておくとまた変色してしまいます。
シルバーアクセサリーが変色しないようにジッパー付きのポリ袋に入れ保管しておきましょう。
外気に触れなければ変色はいたしません。
気軽に身に着けられるシルバージュエリーを、もっと気持ちよくお使いいただくために 日頃のちょっとしたメンテナンスで、いつまでも綺麗な状態でお使いいただくことができます。
ご参考になさってください。